「千丈の堤も螻蟻の穴を以って潰ゆ」 「韓非子」
せんじょうのつつみも ろうぎのあなをもってついゆ

今日は「どんなに大きな堤防を作っても螻(けろ)や蟻(あり)が作った穴を見過ごしてしまうと、後で大事に成り兼ねない」という、”油断大敵”という意味をこの言葉から受け取ることが出来ます

先日一年前に治したはずの歯がうずき始め、歯医者さんへ行きました。私の家系は歯が弱いらしく、母や私も一日に何度も歯磨きしているにも関わらず、完治して一年足らずのうちに新しい虫歯が見つかることがあります。
ただ、ここの町は歯医者さんも少なく、電話しても何時も予約がいっぱいで、一ヶ月待ちもざらです。

そんな歯医者さんが言うには、「いやー日本人はとくに歯医者さんが嫌いでしょ? みんな痛くなってから来る人が多いんだよ。そうなってからだと、治療費も掛かるし、本人も痛みを我慢しなくてはならない。そこまで虫歯を放置する日本人が僕にはよく理解出来ない」。両親が日本人の日系アメリカ人先生は、私の前でこう言っていつも苦笑します
確かに私が幼い時も、保健室に行くことは嫌いではないくせに、歯医者にだけは行きたくなかった記憶があり、大人になっても歯医者さんへの恐怖心が払拭されることはありませんでした。

しかし、外見だけでは虫歯とは解りません。治療の時に部分麻酔を施され、先生が長時間穴を掘っている姿を目にすると「おいおい大丈夫か?」という不安に襲われ、手に汗が出てきます。そして、ある程度掘ったところで先生は私に鏡をもたせ、虫歯の進行具合を教えてくれます。外見からは虫歯は分からずとも、鏡を覗くと、大分奥まで掘られており、早期治療でよかったと、胸を撫で下ろすのです。

今日の教えも、小さい穴を見落としてしまうと、後でとんでもない災難に出会うかもしれないから気をつけなさい、という一種の警告ですが、やはり普段から、メンテナンスと検査を怠るようになってしまうと、小事で済むことが、大事にまで発展し、後日大きなつけがまわって来てしまうことは言うまでもないと思います。

苦しい時に何かの対処を施しておかなければ、後にもっと大きな苦しみが襲いかかって来ることを忠告してくれる言葉だとも思います

私たち人間の運命は絶えず移り変わっています。その場で避けられる運命と、避けることが出来ない運命があり、避けることが出来ない運命を「宿命」と捉えられています。
人生で何かの岐路に立たされた時、それが、努力しだいで変えられる運命なのか、あるいは「宿命的」な事なのか、ということを的確に判断するのは、大変難しいことだと思います。そんな時、第三者が介入してきて運命が変わってしてしまうことも稀にあります。

しかし、日々正しい行動をとっている人は、良い縁に恵まれることが多くなりますから、深刻な問題が眼前に現れたとしても、解決の道はそう難儀ではないはずです。

普段からの心のメンテナンスやケアに心掛けて行きましょう☆
道は自ずから開けてくる筈です(*^_^*)
●南無の会辻説法(東京)

南無の会辻説法は、特定の宗派にこだわらず、
広く仏教を学ぶ方のための集まりです。

お聴きになりたい方は会場の新宿「常円寺」へご来場ください。
予約は不要です。
お問い合わせは南無の会事務局まで

・毎月第2水曜日 午後7~9時

・参加費 1000円
・会場新宿「常円寺」

11月 9日(水) 互井観章 先生 (新宿区経王寺住職)
           「仏教語り『杜子春』・幸せへの道」

12月14日(水) 市川智康 先生 (南無の会・池上本門寺学頭)
           「法華経の広大な世界観」

NHK名古屋文化センター「佛を描く」が開かれております。

是非、心の癒しとしてご参加ください!!

第一、三 日曜教室 月曜教室中日文化センター

初めての仏画 第一日曜 春日井市民講座同好会 

第一、三木曜日 中区生涯学習センター(かつま会)

第三火曜日 モゾワンダーシティージュージアカルチャーセンター

仏画教室第一、三 土曜日です

 

詳しい日程等は、こちらでご確認ください!!

 

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  市川智康/著    市川智康/著    松原泰道/著